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2007年01月31日

●【Weekly News】ケニア:暴力があってはHIV/AIDSの撲滅は困難

1月20日から25日までナイロビで開催されている国際社会フォーラム(WSF)で
HIV/AIDSの蔓延を悪化させる暴力、特に女性に対する暴力にについて
世界中の活動家が激しい議論を交わした。

世界中の活動家は、女性に対する暴力はHIV/AIDSとの戦いの障害であると繰り返し発言し、
政府が何らかの対応を取らない限りHIV/AIDSとの戦いが非常に困難になるとしている。

また、暴力を背景に、性交渉の場で女性の意見が反映されない現実が、
女性を病気に罹るリスクに晒している、とフォーラム参加者の中で一致した。
セックスワーカーに対する暴力にも同じことが言える。

専門家は、HIV感染者に女性が多いのもこのような女性に対する暴力に起因していると指摘する。
昨年の国連エイズ合同計画(UNAIDS)の報告によれば、
世界のHIV/AIDSと共に生きる人々のうち64%が存在するサハラ以南では
女性の方が男性よりも感染率が高い。

フォーラムでは、女性がVCTを受けたことが夫に発覚した場合、
夫に暴力を振るわれるということも報告された。
その恐怖によって女性がVCTを受けられないまま、
夫との無防備な性交渉を続けなければならなくなっている。
この現状を受けて、女性への暴力を禁止する新たな法整備を求む運動が再燃している。

だがたとえ法が整ったのしても、HIV/AIDSとの戦いにおいて男性の協力は非常に重要だ。
HIV/AIDSの専門家は、男性の方がスティグマに敏感であるがために
男性がVCTを受けることは非常に少ないと指摘する。
これが男性をカウンセリングやケアから遠ざけ、場合によっては
治療を受けている妻の薬を横取りするということに繋がりかねない。

「男性が積極的に取り組まない限り、HIV/AIDSとの戦いとそれに伴う女性への暴力はどうしようもない」
とマラウィからのフォーラム参加者は言う。

国際社会フォーラムは、現在の新自由主義経済政策や
いわゆる富める北側の人々主導のグローバル化に反対して貧困や搾取のない社会を目指し、
現在の社会に対して問題意識を持っている市民や活動家が参加する会合。
2001年に第一回が開催されて以来、ブラジルやインドでも開催され、
昨年はマリ、ベネズエラ、パキスタンの3カ国で開催された。
今年開催されているナイロビには世界中から5万人以上の人々が参加者している。


原題: World Social Forum: End to HIV/AIDS a Tall Order in Face of Violence
日付: January 24, 2007
出典: Inter Press Service News Agency
URL : http://ipsnews.net/news.asp?idnews=36294

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国際社会フォーラムにはPLAS事務局長の門田が参加しました。
その報告も併せてご覧ください。
→ケニア・ナイロビで第七回世界社会フォーラムが開催されました

Posted at 21:19 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2007年01月25日

●ケニア・ナイロビで第七回世界社会フォーラムが開催されました

1月20日から25日、ケニア・ナイロビで第七回世界社会フォーラムが開催されました。
フォーラムに参加した門田から報告が届きました。

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ケニア事業の傍ら、第七回世界社会フォーラム(WSF)に参加してきました。
WSFのアフリカでの単独開催は初じめてとあり、ナイロビは活気に満ちています。

WSFはスイスのダボスで開かれている主にエリート層が参加をする世界経済フォーラムに対抗する形で開催されてきました。

現在の新自由主義経済政策やいわゆる富める北側の人々主導のグローバル化に反対して貧困や搾取のない社会を目指し、現在の社会に対して問題意識を持っている市民であれば、誰でも参加ができるとして、開催されているのがWSFです。

国連を初めとする国際機関や各国政府、大小さまざまなNGO、研究者等が多く参加し、現在は国際社会でも重要な会議として意識されるようになりました。

開会式では、カウンダ元ザンビア大統領が、人種や経済格差を超えて、共に世界を公正なものへと変えていこうと、呼びかけました。

今回私が参加した第七回目のWSFは"People’s Struggles, People’s Alternatives"をテーマに様々なセッションが行われています。

もちろんHIV/AIDSにスポットを当てたセッションも多く、国際機関や各国のHIV/AIDSへの取り組みだけでなく、ケニアの地方のCBO(Community Baced Origanization)の代表者や教会の神父さんなど、大規模ではなくとも、地域に密着した市民レベルのHIV/AIDSへの取り組みも多く聞くことができました。

WSFが開催されているカッサラーニにあるウフル公園は活気に満ちており、多くの人たちが歌や踊り、行進を通してアフリカの豊かさを表現し、そしてアフリカの直面する問題の大きさを訴えています。

PICT0045c.JPG

"Another World is Possible!"そんな声が方々から聞こえています。

PICT0049c.JPG

私たちPLASの活動も、ケニア、ウガンダでのエイズ孤児の支援や地域でのエイズ啓発活動を通じて、少しでもエイズの影響を受けるアフリカの子どもたちに貢献していけたらと、思いを新たにしました。

参考:http://www.wsf2007.org/
    http://www.afrika.no/Detailed/13374.html

事務局長 門田瑠衣子

Posted at 18:07 | Category : その他 | Trackbacks [0]
2007年01月24日

●【Weekly News】ウガンダ:全ての子どもにARVの無償提供

米元大統領ビル・クリントン氏が設立したクリントン財団の援助によって、
統合臨床研究センター(JCRC)がウガンダ国内でHIVに感染している
2歳から15歳までの全ての子どもたちに対して
抗レトロウィルス薬(ARV)を無料で提供する事が可能になった。
ウガンダ国内に43あるJCRCのセンターで薬を受け取ることになる。

クリントン財団HIV/AIDSイニシアチブ(CHAI)は
より手ごろなHIV/AIDS治療の普及を目指しており、
大規模な包括的ケアや予防プログラムなども実施している。

CHAIは活動が開始されてから現在まで、世界中で
HIV/AIDSと共に生きている415,000人もの人々に
治療とケアが行き渡るように援助している。


原題: Children to get free AIDS drugs
日付: January 21, 2007
出典: The New Vision
URL : http://www.newvision.co.ug/D/8/13/544552?highlight&q=clinton%20foundation%20children%20aids

Posted at 19:07 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2007年01月21日

●2007春ケニア国際ワークキャンプ参加によせて

ケニアワークキャンプに参加される郭晃彰さんが
ワークキャンプに向けての想いを綴ってくれました。

================================================

日本におけるHIV感染者数が1万人。
アフリカでは2580万人。
それが世界規模になると、4030万人という膨大な数に達する。

僕は昨年、大学に入学してから日本のHIV/AIDSの問題について学んだ。
調べていくうちに分かった、日本国内の感染者数「1万人」という数字はとても多く感じた。
そして、この数字は先進国で唯一増加の一途を辿っており、2010年には5万人にまで達するとさえ言われていることに危機感を覚えた。
しかしながら、日本を始めとする先進国ではエイズ発症を防ぐことのできる有効な治療薬とその方法の発見に力を入れており、今では「HIV感染=死に直結」という方程式は成り立たなくなっているのが現状である。

しかし、これは日本を始めとする先進国の話である。
僕たち先進国の人間のみが毎日豊富な食料や資源と共に何不自由のない暮らしを送っており、HIV/AIDSの脅威からもある程度ではあるが逃れることが出来ているのだ。
だが、世界に目を向けたとき、その現状は思わず目を覆いたくなるほどに悲惨で残酷なものである。

今回、僕たちが約3週間滞在することになったケニアとウガンダの国境線に程近い、Ukuwalaという小さな町には約21000人の人々が生活している。
2006年、この町で行われた、19~49歳を対象にしたAIDS検査の結果は驚くべきものだったという。

107人中59人が陽性。

単純に考えると、もうすでに2人に1人がHIVによりその命を削られ始めているのだ。
ここでは働き盛りの大人たちが次々にエイズによって命を奪われ、生計をたてるためにエイズ孤児を始めとする幼い子供たちが仕事をせざるを得ないのだという。
そして、教育を受けることが出来なかった子供たちが、HIV/AIDSに対する正しい知識を持たないまま、いつしか大人になり、再びエイズ孤児を生む…という悪循環の連鎖が未だ断ち切れていないのだ。

しかし、これらの話は全てが聞いただけの話である。
僕は自分の目でその状況を見たこともないし、ましてや彼らの恐怖や苦しみや、明日の生活さえの保障もない彼らの気持ちを理解してあげられる訳がない。
僕は一緒に病気と闘うことのできる感染者でもないし、知識のある医者でもない。
ただの学生でしかないのだ。
一体、自分はエイズによって親を亡くした子供たちに何をしてあげることが出来るのか。
この過酷な現実を前にして、僕はこのキャンプへの参加を渋っていたのだ。
そのあまりに大きすぎる問題と向き合うことに怯えていたのだ。

けれども、この問いに対する答えはすぐに出た。
僕はこの現状を知ってしまった段階で、この問題は確実に自分にも関係があることなのだと感じた。
それならば、その事実から目を背けることなく、真正面から真剣に向き合ってみることが今やれることであり、やるべきことであると思った。
実際にケニアの地に足を運び、自分の目でもって確かめたいという気持ちが日に日に強くなり、自分がケニアの子供たちのためにやれることを探すため、このキャンプに参加することを決意した。

僕の好きな言葉に「最後に死ぬのは希望だ」という言葉がある。
この世界には様々な困難がある。だけれども、希望さえ見失うことがなければ、僕たちは行動を続け、この困難を切り抜けることが出来るという意味が込められた言葉である。

いつか、世界中の人々が苦しみから逃れ、明日の命に怯えることなく、“Love&Peace”と肩を組みながら、共に笑える日々が訪れること信じて…
そして、この気持ちをケニアの子供たちに伝えるために、希望への第一歩を踏み出すこととしたい。

早稲田大学 人間科学部 1年 郭 晃彰 [カクテルアキ]

Posted at 10:31 | Category : その他 | Trackbacks [0]
2007年01月19日

●2007年春ウガンダワークキャンプに向けて

2007年度・春季ウガンダワークキャンプに参加される、山田佳代子さんから
ワークキャンプに向けたエッセイを頂きました。

=================================

エイズ孤児に関し知識があるわけでもなくボランティアに深く関わってきたわけでもないそんな私が今回ウガンダワークキャンプへの参加を決意したのは、あるドキュメンタリー番組を見たことがきっかけです。

2年前、まだ大学に入る前の春休みに、私はテレビを通し衝撃的な映像を目にしました。
そのドキュメンタリー番組はアフリカの現状を伝えるもので子供たちが銃を持ち自らの身を守るため、
国を守るために戦う姿、そしてそのストレスや不安から薬物乱用が蔓延している社会の現実がそこには映し出されていました。
まだあどけなささえ残る少年は笑顔を忘れ、ただ毎日を生き抜くことに必死だったのです。
私の半分しか生きていない子が背負うには、あまりにも過酷過ぎるその現実にショックを受け涙が止まらなかったのを今でも覚えています。

その後大学に入ると、非日常的な感覚を求め、長期休暇を利用しては海外に行き、
その土地の文化や歴史、人々から、刺激や感動を何度も受けました。
そのような旅行も貴重な経験ではあったが、あの時見たドキュメンタリー番組の衝撃が忘れられず、
次第にアフリカに行きたい、そして旅行という形ではなくもっと現地に密着し、
現地の人々と触れ合うことで何かを共有できたら・・・そんな気持ちがますます強くなっていきました。
そうして出会ったのがPLASでした。

「勉強会があるから良かったら来てみなよ」そう言われて行ったPLASの勉強会。
そこで私は2年前のドキュメンタリー番組を見た時と同じ衝撃を受けました。
その時初めてエイズ孤児がどのような状況に置かれているのかを知り、
あの番組を見てから2年間何一つ行動を起こそうとしなかった自分を恥じたと同時にウガンダワークキャンプへの参加を強く決意しました。

今まで「ボランティア」に関わってこなかった私がウガンダワークキャンプを通し「何かしてあげたい」そんな大それたことは言えないけれど、共に過ごす時間や思い出が彼らの心に強く残るようなそんなワークキャンプにしたいです。
まずはアフリカの現実を、エイズ孤児の現状を自分の目でしっかり見つめることから始めたいと思います。

まだまだ未熟で至らない部分も多くご迷惑をおかけすることもあると思いますが、
私なりの精一杯の力で皆さんと共に2週間、完全燃焼するつもりです!

どうぞよろしくお願いします。

上智大学 外国語学部英語学科2年 山田佳代子

Posted at 17:12 | Category : その他 | Trackbacks [0]

●【Weekly News】マラウィ:必死に生きるエイズ孤児

マラウィ第二の都市、ブランタイルの郊外に住む12歳のチソモ・ジョナシは
両親をエイズに関連した病気で18ヶ月前に亡くした。
現在、彼は三人の兄弟を養うために働き詰めになっている。

他の多くの家庭と同じく、彼の親戚は彼と3人の兄弟を引き取る余裕はない。
チソモと兄弟たちは、今も両親が遺した藁ぶき屋根と泥で建てられた家に住んでいる。
「大変だけど、生き延びてる。僕たちのことを想ってくれる人がいることが今の希望」

政府の統計によれば、2005年度の中等教育進学率はわずか8.6%。
18歳のトゥワイナ・ハレも二人の兄弟の面倒を見るために学校を中退した。
3人は両親が遺した僅かな土地で農作業をしているが、食いつなぐでいくので精一杯。

少女がエイズ孤児になった場合、早期結婚を強いられるケースがしばしば見られる。
夫が少女とその兄弟を責任持って面倒をみてくれるだろう、という希望からだが
結婚に伴う問題も多くあるのが現状だ。

地方ではHIV検査施設がないため、多くの子どもたちは自分がHIVに感染しているかを知らない。
病気になり、45キロ離れた病院に運ばれた時に初めて検査を受ける。
そこでARV治療は受けられるが、子どもたちには病院に通う交通費はない。

UNAIDSの推定ではHIVと共に生きる94万人のマラウィ人のうち
9万1千人が15歳未満の子どもで、55万人がエイズ孤児。
差別と偏見も根強く、15~49歳の人にHIV/AIDSについて聞いてみたところ
30.8%の女性、29.7%の男性からしか理解ある発言を聞けなかった。

エイズ孤児たちは食べ物や着る物に飢えているが、何よりも親の愛情に飢えている。
現在、マラウィではマラウィ赤十字社などが、医療、シェルター提供、教育などを通じて
エイズ孤児たちの支援を行っている。


原題: HIV/Aids Leaves Young People Struggling to Survive
日付: December 27, 2006
出典: allafrica.com
URL : http://allafrica.com/stories/200612270360.html

Posted at 17:07 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2007年01月17日

●ケニア・ウガンダワークキャンプ事前研修

1月13、14日の二日間、NICEと合同で
ケニア・ウガンダワークキャンプの事前研修を行いました。
ウガンダワークキャンプに参加される里吉謙一さんからその模様の感想を頂きました。

==============================

●1日目
NICEと合同で行いました。
野鳥公園での草刈り等公園整備のワークでした。
キャンプに参加するほかのメンバーと初めて顔をあわせ、ワークをできたことで、
実際にウガンダで地元の人と作業をするイメージや
暑い中で汗を流しながら作業をする様子を思い浮かべ、とても期待が高まりましたし、
NICEを通じて日本国内のワークに参加する人ともお話をできたので刺激になりました。
ワークの後にみんなで作ったトン汁はとてもおいしかったです!


●2日目
JICA地球ひろばにて行いました。
午前中はケニア・ウガンダのワークキャンプ参加者合同で
自己紹介やPLASの説明をしたのですが初対面同士のメンバーも多い中、
明るい雰囲気で進み、参加者全員が集まれたわけではないのですが
個性の強いメンバーが多く、中身もメンバーも濃いキャンプになるのではと楽しみになりました。

午後からは二つのキャンプに分かれて細かい打ち合わせや
確認などをしてプレワークキャンプ2日目を終えました。
キャンプ期間中または前後の一人ひとりの役割が明確になったことで現実味が帯びてきて、
終わる頃には凄く参加者の表情が生き生きとし、
ますますワークキャンプ本番への期待が高まると同時に
キャンプ終了後もこのメンバーと関わっていけたら良いなと感じました。
2ヶ国ワークキャンプということでどちらにとっても一生の思い出になればいいなと思います。
みんなで協力して頑張ります!!

ウガンダワークャンプ参加 里吉謙一

Posted at 04:23 | Category : 活動報告 | Trackbacks [0]
2007年01月10日

●【Weekly News】日本:夫婦ともHIV感染者が世界初の体外受精実施へ

夫も妻もHIVに感染している夫婦2組を対象に、
世界で初めて体外受精を実施するというニュースです。


【asahi.com 健康 「夫婦ともHIV感染者に体外受精、世界初」(1/9)】


エイズ孤児の母子感染を防ぐ新たな一歩となるかもしれません。


原題: 夫婦ともHIV感染者に体外受精、世界初
日付: January 9, 2007
出典: asahi.com
URL : http://www.asahi.com/health/news/TKY200701090340.html

Posted at 17:40 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]

●2007春ケニア国際ワークキャンプ参加に向けて

2007年度・春季ケニアワークキャンプに参加される高校生、田熊佑衣さんから
ワークキャンプに向けたエッセイを頂きました。


私には忘れられない出会いがあります。
2005年の夏、ACTIONというNPOが主催のワークキャンプでフィリピンの孤児院に行きました。
そこで出会った一人の男の子。
彼は貧困が原因で家族と一緒に暮らすことができません。
大切に持っている離れ離れの家族の写真を
一枚一枚丁寧に説明するいつも明るい彼とはちがう彼の横顔を見て、
まだ私より一つ小さいだけの少年が背負っている現実を改めて痛感しました。
最後の日、
「ユイと出会えてよかった、楽しかった、
ボクはユイの笑った顔が好きだからALWAYS SMILE、ね」
彼はそう言ってくれました。
彼をはじめとする孤児院の子どもたちとの出会いが、彼らのキラキラの笑顔が、
一年半経った今も私の背中を押してくれます。
きっとこれからもずっと。

エイズ孤児、彼らについては去年の冬に参加したユニセフのセミナーを通して
アグネスチャンさんの口から彼らの現状を聞いたことがきっかけで関心を持ちました。
それからずっと気になり、もっともっと知りたいと思っていたエイズ孤児達の姿。
そう思っていた中で出会ったのがPLASでした。
それ以来勉強会への参加、募金活動の企画もやらせていただきました。
日本での活動に参加するなかでいつも思っていること、
それは「親を失ったエイズ孤児を、あたしの手でギューって抱きしめたい」
ということ。
ずっとずっと、そう思っていました。

私には医療技術もなければ、心理学の知識もありません。
苦しんでいる子どもたちに自分にはいったい何ができるのか、
わかりません。
きっとおっきなことはできません。
苦しんでいる子どもたち全員の助けになることはできないかもしれません。

「自分というたった一人の人間その人間が存在したことで
2人の子どもが笑顔になれたら幸せになれたら、
これほど素晴らしいことはないんじゃないか」
これは私がいつも心の隅っこに置いている言葉です。
私が去年出会ったNGOの方が言っていた言葉です。
私はこう思いました。
私が子どもたちと直接触れ合うことで
一緒に遊んで走り回ることで、
私の手で子どもたちをギューっと抱きしめることで、
子どもたちの生活にちょっとでも刺激を与えることができたら、
子どもたちが少しでも安心できるなら、
子どもたちに楽しい思い出ができるなら、
私はそのチカラになりたい、そう思いました。

今回運よく大学が早く決まり時間を持つことができたのでこのキャンプへの参加を決定しました。
初めてのアフリカ、はっきり言って不安も沢山ありました。
でも、不安や心配より楽しみの方がわくわくするキモチの方が何百倍もおっきいから、
きっと今行かなきゃ絶対後悔する、そう思い参加を決めました。
今回のキャンプでの出会いや体験、そして自分の目で見る現実のありのままの姿は
これから大学生活を送る私にとって素晴らしすぎるくらい素晴らしい始めの一歩になるでしょう。

去年の夏のフィリピンでの素晴らしい出会いにも負けない、
素晴らしいキラキラな出会いがありますように。

参加が決定した今、PLASに出会えたことを改めて幸せに思います。
子どもたち、ケニアの人々、そしてPLASメンバーのみなさんと共に
二週間半、全力疾走しようと思います!
よろしくお願いします。

共立女子高等学校3年  田熊佑衣

Posted at 03:41 | Category : その他 | Trackbacks [0]
2007年01月04日

●【Weekly News】南アフリカ:包皮切除がエイズ対策予算の削減に

HIVに感染する可能性を低下させると示された男性器の包皮切除は
エイズに見舞われたアフリカで莫大な金額を節約することができる、と新しい研究が示した。

男性器の包皮切除がHIV感染の機会を最大で60%低下させるとの研究報告がされて以来、
包皮切除はエイズと戦うための新たな戦略と注目されはじめている。

ヨハネスブルグ郊外でこの研究をしているカーン研究員は
1,000人に包皮切除を施せば、20年で300人ほどの新規HIV感染者を出さずに済むという。
エイズ患者の治療費に換算すれば240万ドルを節約することになる。

「包皮切除は効果的な戦略であり、予算もかからない。
サハラ以南の国々に実施すれば、10年で最大50億ドルの節約になるでしょう」とカーン研究員はいう。

包皮切除をエイズ対策の新たな扉と歓迎している研究者がいる一方で、
いくつかのアフリカの政府は、部分的なHIV予防でしかないと注意深く反応している。

公衆衛生の専門家は、男性器の包皮切除の促進が
コンドームの使用や性交渉相手の制限などの
他のエイズ予防戦略を混乱させる恐れがあると警告する。

「深刻な病気で治療が非常に高価なため、コスト削減に関してHIVは特に魅力的。
そういう意味で、男性器の包皮切除は他のHIV予防戦略に比べかなり良いように見えます」
とカーン研究員は語る。


原題: Circumcision could save money in AIDS-hit Africa
日付: December 25, 2006
出典: Reuters
URL : http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=healthNews&storyID=2006-12-26T010300Z_01_L25164827_RTRUKOC_0_US-AIDS-SAFRICA-CIRCUMCISION.xml

Posted at 01:28 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]