中長期ボランティアとして活動している望月優子に加え、8月21日から9月6日の期間で行われるワークキャンプのリーダーとして、門田瑠衣子がウガンダに到着しました。よりよいワークキャンプにするための準備、そして今後のPLASとしてのあるべき支援の形を模索するために、調査、調整をすすめています。
(以下、望田からのレポート抜粋)
私たちが支援しているBlessed Nursery & Primary SchoolはPLASだけではなく、たくさんの人々との協力で運営されています。
特に、Blessed Nursery & Primary Schoolを実際に運営しているのは地元の若者であり、彼らとの強い信頼関係や連携のとれた活動が重要です。
現在、望田と門田は、PLASのメンバーの代表として、彼らとの協議を重ねています。
また、PLASが理念として掲げているように、エイズ孤児たちの環境を改善するために、コミュニティの主体性を尊重したサポートを行うためには、地域の人々との連携は欠かせません。
そこで、現地のAIDS information centerの協力を得て、地域の集会に積極的に参加し、地域の人々とのコミュニケーションを図っています。
そこではBlessed Nursery & Primary Schoolの今後の方向性に対する質問や、Blessed Nursery & Primary Schoolに通っていない孤児たちへのサポートの方法など、地域の人々からPLASに対して盛んに意見が出され、地域の人々のニーズを理解し、PLASとしての支援の形を模索するための重要な場になっています。
また、地域の人々のPLASへの期待を感じる場であり、私たちの大きな原動力となっています。
そして、この集会において地域の人々に配布したアンケートでは、家族構成や雇用状況、信仰などの基本的な情報や、エイズに関する見解を知ることができたので、今後の活動にいかしていきます。
調査によって、Blessed Nursery & Primary Schoolの子どもたちの中にHIVに感染している子どもたちが数名いることがわかりました。
他の子どもたちが知ってしまうと差別されいじめにあってしまうので、この状況は隠されているようです。
「まだ、幼いので難しい点もあると思いますが、子どもたちの中にあるHIVに対する偏見をどのようになくしていくかも重要だと思います。」
文責;望田