近頃ブロードバンドのモデムとパソコンの相性が悪くて、
1日5分インターネットにつながればラッキー!な生活を送っていました。
そんなケニアでのインターネット/携帯電話事情、
実は、想像していたよりもずっとずっと便利だったのです。
まずはインターネット。
スマホ/パソコン類を持てるのはごく一部の裕福な人だけだけれど、
ネットカフェが町の至るところに点在しているからインターネットへの
アクセスは割とお手軽です。
便利なのは、1分1シリング(=約1円)からスタートできるところ。
ちゃちゃっとメールをチェックしたいだけの時は10シリングあれば十分♪
スカイプしたり、ワードやエクセルも使えたり、何でも出来るみたい。
ネットカフェの様子。
お次は携帯電話。
ケニアでは、固定電話よりも先に携帯電話が広く普及されました。
電話機は安いものだと2000シリング位で買えるし、
プリペイド式のSIMカードも100シリングで手に入ります。
NokiaやSamsong、アジア系格安メーカーが広く出回っています←日本勢大敗。
通話料金は1分4シリングからと高くなく、
キヨスクやスーパー、薬局など至るところで販売されている
プリペイドマネー(以下PM)を購入し、その場でチャージできるのも魅力!
スクラッチカードタイプのPM&モデム
そんなケニアの通信事情を率いるのが、
近年著しい成長を遂げている優秀企業Safaricom。
わずか12年前1.7万人しかいなかったユーザーが
2011年には1810万人にまで増えたそう。
市場シェアは今やケニア国内の80%
経済的に余裕がない人達にも携帯電話の恩恵が届くよう
PMの最低金額を低くしたり、PMの販売店舗をキヨスクや路上に広げたり
スピード感を絶やさず変化していくSafaricom。
同社トップ経営者ジョセフさんのインタビュー記事を読んで、
国が発展して国民の生活が豊かになるってこういうことだろうなと思いました。
いつかケニアでも、そこかしこで老若男女が携帯をいじるようになるのかしら。
それはそれで考えもの?
現地インターン
上坂明日香