10月23日、一橋大学法学部の国際政治経済の授業(山田 敦教授)で約100名の学生を対象にPLAS小島が講演を行いました。
今回の講演の前半では、国際社会における格差やPLASの活動を通して、アフリカにおけるHIV/エイズ、エイズ孤児、そしてエイズ孤児を取り巻く現状についてお伝えしました。
後半は、PLASが取り組む現地の課題解決と、国内での組織強化についての現状や取り組みを事例とともにご紹介しました。また、NGOで働くことやキャリア形成についてもお話ししました。
講演の後は質疑応答。
「国内外で他のNGOと連携することはありますか」
「現地のパートナー団体はどのように選ぶのですか」
「政府機関との協働事例はありますか」
「企業からNGOへのキャリアチェンジには迷いはなかったのですか」
など、多くの学生さんから活発な質問が寄せられました。
参加学生さんの声
エイズに関する問題は、よく耳にしていましたが、実際に感染している本人ではなく、その子どもについて深く考えたことがなかったったので、非常に良い機会となりました。
お金をあげるというよりも知識をあげたほうが、その人たちは永遠に活用することができると感じました。
仕事と子育ての両立の仕方も教えていただき、私も将来仕事をしながら子育てをする際、ぜひ参考にさせていただきたいと思いました。
一橋大学 法学研究科、国際・公共政策研究部の山田 敦 教授にはこれまでも法学部や国際・公共政策大学院の学生さん向けに講演の機会をいただき、今回は5回目の講演となりました。
「NGOが現場で取り組む課題や、活動する人たちの姿を伝えたい」という山田教授の思いからこのような貴重な場に立つことができています。お声かけいただきましてありがとうございました。
PLASでは、エイズ孤児の課題や現地での私たちの取り組みをお伝えする講演活動を行っています。これまでに、企業や大学、自治体、学校での総合学習、非営利組織での国際協力セミナー等で講演を行ってきました。様々なご要望に合わせて、ご関心のある方ならどなたでもお申込みいただけますので、お気軽にお問合せください。