世代を超えて連鎖する貧困からの脱却を目指し、PLASが2021年に新たに立ち上げたSMILE事業。この事業はウガンダで行われており、【農業研修】【治療環境を良くするためのアドヒアランス向上研修】【カウンセリング】【グループ貯蓄】の4方面から支援を届けていきます。
今回はSMILE事業の一環として今年の2月に行われたファイナンシャル研修の様子をお伝えします。
研修場所までの険しい道のり
研修は事務所からバイクで40分ほど離れたところに位置する、セミュング村にある受益者のクリスティーンの家で行われました。
セミュング村までの道路は全て舗装されていないため、顔も頭も土埃だらけになりながら向かいます。
(写真:舗装されていない道)
(写真:クリスティーンの家の居間に集まった受益者たち。)
会計をマスターしよう
研修ではまず、「なぜ記帳する必要があるのか」について説明しました。
その後、収支表の書き方やグループ貯蓄を記入しているノートの書き方をレクチャーしました。
(写真:収支表を教えるマクスウェル。)
収支表の紙を眺めるものの、数字が書けなかったり、文字が暗号にしか見えなくていやになってしまったりする参加者もいましたが、9人の参加者のうち、2人が最後まで会計類をマスターすることができました。
(写真:グループ貯蓄を記入しているノート。)
最後に、「なぜ記帳する必要があるのか」と研修の参加者に尋ねると、手を上げて答えられる参加者が多く、記帳の必要性を学んでくれたと実感しました。
こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。
継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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※本事業はJICS NGO支援にご助成いただいています。