PLASの現地活動ウガンダプロジェクト-PATH+現地レポート

ウガンダレポート|見て!マンゴーの木がこんなに育ったのよ!

現在、ウガンダへ出張中の藤原祐希から現地レポートが届きました!

各事業の調整や受益者訪問、モニタリング、研修の実施などを進めています。今回は2020年に終了したPATH+事業のその後をレポートします。

 

PLASでは2018年から2020年にかけて、ウガンダのパートナー団体ヒーレコーズと共に、HIV陽性者アドヒアランス向上と農業による生計向上事業(通称:PATH+)に取り組みました。「アドヒアランス(adherence)」とは、「患者が治療方針の決定に賛同し積極的に治療を受ける」ことを意味します。この事業では、140人のHIVとともに生きる人々(HIV陽性の方々)の支援や治療にあたる医療施設のスタッフ向けの活動を行いました。



次こっち!こっち来て

みなさんこんばんは!ウガンダ出張中の藤原です。

PLASの展開する事業のひとつ、SMILE (保護者と子どもへのライフプランニングカウンセリングと農業による生計向上支援事業)の参加者訪問中。

 

ぐいぐい案内されるままにお隣のお庭にお邪魔すると、2020年に事業終了したPATH+の参加者、ポーリーンおばあちゃんがいました。


(写真:ポーリーンおばあちゃん(右))

 

ポーリーンおばあちゃんのお庭

突撃となりの〇〇〇〇状態だったにも関わらず、よく来たよく来たと迎えてくれ、こっちにはJobyo、こっちにはBugga(どちらも葉物野菜)が植わっている、これがアボカド!これはみかん、でこれがマンゴー、と畑を案内してくれました。

 

苗床の畝はおそらくPATH+時に習ったであろう幅で、雑草もなくきれいに整えられ、同時期に植えたらしいマンゴーの木は2mほどに育っていました。

(苗用の畝とそれを見せてくれるポーリーンおばあちゃん。畝は緑枠で囲った部分。)

(黄色い矢印の先にマンゴーの木)

ポーリーンおばあちゃんのあまりに良い笑顔に、PLASの直接のサポート期間の事業は終了していますが、ああこの方とこのお家は大丈夫だ、と直感しました。

 

ポーリーンおばあちゃんからみなさまに

Sansokoraba! (よく来てくれたねえ!大歓迎だよ!)

とのメッセージをいただきました!

 

こうして支援が終わった後もPLASの支援を通して学んだ技術が根付き、生活をよくしていくことができる。日本からのご支援があってこそ、こうした地道な活動、モニタリングなどができています。本当にありがとうございます。

 

継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。


https://www.plas-aids.org/support/monthlysupporter