PLASの現地活動

2011年夏ウガンダワークキャンプ事後研修を開催しました!

10月15日、2011年夏ウガンダワークキャンプ参加者の事後研修を、JICA地球ひろばにて行いました。20名のキャンプ参加者が参加し、お互いに久しぶりの再会を喜びました。
最初のプログラムはキャンプの振り返り。8月開催のA日程、9月開催のB日程参加者が、個人でひとつひとつの活動を思い返しながら、タイムラインを作成しました。タイムラインを通じて、参加者はキャンプ前とキャンプ後の自分自身の変化、成長を考えました。グループワークでは、キャンプ中に感じたことを共有し、帰国後、キャンプが自分たちの中でどのように活きているかを話し合いました。

次に、参加者は3グループに分かれてディスカッションを行いました。テーマは事前にキャンプ参加者にアンケートをとって決めたもので、「支援とは」「文化の違い」「豊かさとは」の3つでした。「文化の違い」というテーマでは、ウガンダと日本の時間の流れやコミュニケーションの仕方の違いについて意見が出る一方で、「文化の違い」というものはそもそも存在せず、個々人の違いだ、という全く新しいアイデアもありました。参加者は、それぞれのテーマについて真剣に、そして積極的に発言し、自分とは違った視点の意見から刺激を受けることで、自分の考えを深めることができました。

最後のプログラムでは、2010年のキャンプに参加したゲストを招き、キャンプ後から今までどのように過ごしたか、将来の夢は何かを語りました。キャンプ後に同じキャンプ参加者と一緒にイベントを開催した、というゲストの話に、参加者は自分たちも何かに挑戦したいという意欲がわいたようです。その後、参加者は真っ白な紙に「これからの青写真」を描きました。「もう1度アフリカに行く」「大学院で勉強する」「ウガンダで見た景色の絵を描く」。様々な青写真を参加者ひとりひとりが発表し、それぞれの目標をハッキリ口にすることで、前に進む最初の一歩を踏み出していました。

参加者からは「一緒にウガンダにいった仲間と想いを共有することで、帰国後に抱えていたもやもやが晴れた」「今回の参加により、今後自分が進むべき道が見えた」といった感想がありました。キャンプを「いい経験」で終わらせるのではなく、紙に書いた青写真を胸に、これからの日々を過ごしてほしいと思います。

(文責:2011年夏ウガンダワークキャンプB日程リーダー 足立真希)

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