メールマガジンバックナンバー

PLASメールマガジン010(2007-01-29)

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P┃L ┃ A┃ S ┃ http://plas-uganda.org/
━┛━┛━┛━┛     2006/0/ 第十号
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□■Positive Living through AIDS orphans Support■□
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INDEX

■ケニアワークキャンプに向けて
==ワークキャンプ参加者のエッセイ==

□ウガンダワークキャンプに向けて
==ワークキャンプ参加者のエッセイ==

■ボランティアのお願い
【急募・和訳ボランティア】
【中長期ボランティア】

□ワークキャンプ事前研修の報告

■ケニア・ナイロビで開催された第七回世界社会
フォーラムに参加しました。

□アフリカ・エイズニュース

■編集後記
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□■ケニアワークキャンプに向けて

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2007年度・春季ケニアワークキャンプに参加される高校生、田熊佑衣さんから
ワークキャンプに向けたエッセイを頂きました。

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私には忘れられない出会いがあります。
2005年の夏、ACTIONというNPOが主催のワークキャンプでフィリピンの
孤児院に行きました。
そこで出会った一人の男の子。
彼は貧困が原因で家族と一緒に暮らすことができません。
大切に持っている離れ離れの家族の写真を
一枚一枚丁寧に説明するいつも明るい彼とはちがう彼の横顔を見て、
まだ私より一つ小さいだけの少年が背負っている現実を改めて痛感しました。

田熊佑衣さんのエッセイの全文を見る方はこちら
http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/post_23.html
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□■ウガンダワークキャンプに向けて

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2007年度・春季ウガンダワークキャンプに参加される、山田佳代子さんから
ワークキャンプに向けたエッセイを頂きました。

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エイズ孤児に関し知識があるわけでもなくボランティアに深く関わってきたわけ
でもないそんな私が今回ウガンダワークキャンプへの参加を決意したのは、
あるドキュメンタリー番組を見たことがきっかけです。

2年前、まだ大学に入る前の春休みに、私はテレビを通し衝撃的な映像を
目にしました。
そのドキュメンタリー番組はアフリカの現状を伝えるもので子供たちが銃を
持ち自らの身を守るため、国を守るために戦う姿、そしてそのストレスや
不安から薬物乱用が蔓延している社会の現実がそこには映し出されていました。

山田佳代子さんのエッセイの全文を見る方はこちら
http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/2007.html
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□■ボランティアのお願い

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【急募・和訳ボランティア】
PLASでは、現場で使えるエイズ予防啓発のためのツール、
「TOOLS TOGETHER NOW!
100 participatory tools to mobilise communities for HIV/AIDS 」
の和訳ボランティアを募集しています。
これを3月3日からのワークキャンプはじめ、
今後の活動でも使っていこうと考えています。

内容は(AJF/Global AIDS Updateより一部引用)

国際HIV/AIDS連合 The International HIV/AIDS AllianceがHIV/AIDSへの地域
での取り組みを活発化するために開発した、教材toolkitです。

○1.1 「様々な手法を使おう!Tools together now!」
100種類の参加型学習・活動の具体的な手法を集録したもの
○1.2 「皆で一緒に始めよう!All together now!」
HIV/AIDSの予防、ケア、サポートと治療及びその影響の緩和に向けて、
コミュニティがいかに取り組んでゆくかを、解説したもの

この2種類の教材toolkitは、活動団体や地域コミュニティがHIV/AIDSに効果的
に取り組めるよう方向性を示しています。採用した手法や取り組みは、
全て現場で開発されてきたもので、地域コミュニティが全員でともに活動を始め、
状況を調査、計画、行動、事後評価し、そして前進していけるように、
手助けをします。基本的には、HIV/AIDSの影響下にある地域で活動するファシリ
テーターをトレーニングするためのものですが、その他の
HIV/AIDS関連団体においても役立つことでしょう。

そこで、 PLASの活動している地域でも、このような手法を生かして生きたいと考
えています。

また、多くの現場でエイズに関わる団体がこの資料を必要としているのでは
ないでしょうか。
みなさんにご協力いただけたら幸いです。

以下でダウンロードできます。PDFのところです。
http://www.aidsalliance.org/sw36326.asp

この文章をリレー形式で少しずつ分割し、
多くの方に手伝っていただいておりますが、
あと少し、みなさんのご協力を必要としています。
イラストも含めて7ページほどの分量になっていますので、
ご協力してくださる方、お気軽にご連絡ください。

担当:PLAS根本 happy_mickey.ukie@hotmail.co.jp

【中長期ボランティアのご案内】
//中長期ボランティアとは2ヶ月〜1年間程、現地のコミュニティー
に溶け込みながら、じっくりと活動に取り組む、ボランティアプロジェクト。
日本と現地をつなぎ、エイズ孤児のために現場で行動を起こします。

[中長期ボランティアの魅力]
1)日本での活動を実跡
PLASは日本に事務所を置き活動していますが、日本で支援の設計図を描き、
それを実際に現場で形にすることができるのが、このボランティアの最大の魅力
です。
支援先と日本を結ぶ架け橋となり、エイズ孤児たちの現状を日本に伝えることが
できます。

2)時間をかけてボランティア
参加型開発の前提は、地域に溶け込んで住民の本当のニーズを引き出すことです。
中長期ボランティアでは、エイズ孤児の支援、草の根開発にじっくりと取り組む
ことができます。
短期ではできない継続性を持った活動を展開することで、
時間の経過とともに理解・知識・経験・技術・責任感・信頼も高まり、
活動の成果も向上していきます。

3)それぞれの現場を、経験・学習
日々の活動を通じ自分の目で、体で現場を知ることは大変貴重な経験になります。
与えられるものをこなすだけでなく、主体的に行動することが求められるからこそ、
やり遂げたときには大きな自信になります。

4)その地域・国・文化・人々を好きになる
長期間その地域に暮らすことで、見えてくることもたくさんあります。
ゆっくりと時間をかけてその国や文化を知り、味わい、地域の人たちと
友好を深めることができます。一生の友達、思い出ができるでしょう。

5)参加後の収穫たっぷり
自分に自信を持ったり、語学力がアップしたり、専門性が高まったり、
NGOや国際機関に就職するなどの将来へのステップにもなるでしょう。
人それぞれに様々な成果あり。

詳しくはこちら
http://plas-uganda.org/blogjp/mtv.html
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□■ケニア・ウガンダワークキャンプ事前研修の報告

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1月13、14日の二日間、NICE <http://www.nice1.gr.jp/>と合同でケニア・ウガ
ンダワークキャンプの
事前研修を行いました。ウガンダワークキャンプに参加される里吉謙一さん
からその模様の感想を頂きました。写真と共にワークキャンプ事前研修の
様子が書かれております。是非ごらんください。
http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/post_22.html
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□■ケニア・ナイロビで開催された第七回世界社会フォーラム
に参加しました。

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1月20日から25日、ケニア・ナイロビで第七回世界社会フォーラムが
開催されました。
フォーラムに参加した門田から報告が届きました。
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ケニア事業の傍ら、第七回世界社会フォーラム(WSF)に参加して
きました。WSFのアフリカでの単独開催は初めてとあり、
ナイロビは活気に満ちています。

WSFはスイスのダボスで開かれている主にエリート層が参加をする
世界経済フォーラムに対抗する形で開催されてきました。

現在の新自由主義経済政策やいわゆる富める北側の人々主導のグローバル
化に反対して貧困や搾取のない社会を目指し、現在の社会に対して
問題意識を持っている市民であれば、誰でも参加ができるとして、
開催されているのがWSFです。
今回私が参加した第七回目のWSFは”People’s Struggles, People’s
Alternatives”をテーマに様々なセッションが行われています。

事務局長 門田の第七回世界社会フォーラムの参加報告の全文を読む
方はこちら
http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/post_24.html
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□■エイズ・アフリカニュース

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【ウガンダ:すべての子供にARVの無償提供】

米元大統領ビル・クリントン氏が設立したクリントン財団の援助に
よって、統合臨床研究センター(JCRC)がウガンダ国内でHIVに感染して
いる2歳から15歳までの全ての子どもたちに対して
抗レトロウィルス薬(ARV)を無料で提供する事が可能になった。
ウガンダ国内に43あるJCRCのセンターで薬を受け取ることになる。
http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/weekly_newsarv.html

【専門職大学院長崎大設置へ 途上国感染症に総合対処 08年全国初】

長崎大(長崎市)は7日、エイズウイルス(HIV)やマラリア、鳥インフルエンザ
ウイルスなど、発展途上国でまん延する熱帯病や感染症対策の専門家を養成
する専門職大学院「国際保健研究科」(仮称)を設置する方針を固めた。
6月にも文部科学省に設置を申請し、大学設置審議会で認められれば
2008年4月に発足する。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070108/20070108_004.shtml

【マラウィ:必死に生きるエイズ孤児】

マラウィ第二の都市、ブランタイルの郊外に住む12歳のチソモ・ジョナシは
両親をエイズに関連した病気で18ヶ月前に亡くした。
現在、彼は三人の兄弟を養うために働き詰めになっている。

他の多くの家庭と同じく、彼の親戚は彼と3人の兄弟を引き取る余裕はない。
チソモと兄弟たちは、今も両親が遺した藁ぶき屋根と泥で建てられた家に住んで
いる。
「大変だけど、生き延びてる。僕たちのことを想ってくれる人がいることが今の
希望」

http://plas-uganda.org/blogjp/2007/01/weekly_news_1.html

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□■編集後記

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とうとう2月12日からケニアワークキャンプが開催されます。
すでに、ワークキャンプの事前訪問のため、門田がケニアにはいって
います。
1月13、14日に開催されたワークキャンプ事前研修では、私は残念
ながら参加できなかったのですが、参加者の期待に満ちた楽しげな表情
を写真で拝見しました。
いつも思うのですが、ワークキャンプに旅立つ前の人の笑顔は素敵です
。実際にケニアに降り立って、子ども達の笑顔と融合して、素敵な
ケニア初ワークキャンプを大成功に導いてくれると思います。
このワークキャンプがみんなのこれからに光を与えるよう願っています。
(宮下)
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PLASのHP
http://plas-uganda.org/
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info@plas-uganda.org
mixiのコミュニティーのページ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=555240
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