2006年10月から12月まで中長期を経験した吉竹美緒さんから感想をいただきました。
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3ヶ月という限られた時間のなかでエイズ孤児や学校、地域のためにできたことは決して多くはありませんでした。
経験も知識もスキルも少ない私たち。
それでも、エイズで親を失い住む家も失ってしまった子どもたちや、わずかな運営費で何とか授業を行っているBlessed Schoolの先生たち、そして地域の人たちに「今は決して楽な状況ではないかもしれないけれど、一人ではない」というメッセージは送れたのではないかと思います。
世界エイズデーに合わせて子どもと先生を巻き込んで企画したHIV/エイズ啓発ワークショップや、孤児たちの暮らしを知るために行った家庭訪問、保護者に捨てられ学校をドロップアウトしそうになった子どもを発見し、安全な引き取り先に養育をお願いできたことなど、小さいながらも子どもたちや学校・地域の今後につながる活動ができました。
私たち3人の中長期ボランティアがこうした活動ができたのも日本からサポートしてくれたメンバーやPLASの活動を支えてくださる方たちがいたからこそです。
ありがとうございました。
ウガンダを離れて早1ヶ月。過酷な暮らしの中でも「将来の夢はね…」と元気に話してくれたBlessed Schoolの子どもたちがたまらなく懐かしい毎日です。