2008夏ウガンダ国際ワークキャンプのキャンプリーダーを務めます浅野拓也です。
8月2-3日に、来月行われるウガンダ国際ワークキャンプの事前研修を行いました。
●1日目
初めてキャンプ参加者同士が顔を合わせたということもあり、はじめのうちは緊張した面持ちでした。
そんななか、1日目はPLAS概要、エイズ基礎知識、世界のエイズ孤児の現状といった基礎知識を中心に事前研修を行いました。なかでも、エイズ基礎知識では、「これまでエイズについて無知であったことに気がついた」という声がいくつか聞かれました。
また、夜にはキャンプの概要を説明しました。事業地の状況や、ワークキャンプの意義、キャンプ地での危機管理、予防接種などの渡航準備について、参加者の質問を交えながら進行しました。
また、キャンプ中の役割分担も決めました。
●2日目
2日目はキャンプ中に行うエイズ啓発ワークショップでの出し物など具体的なことを決めていきました。
1日目の事前研修で親睦の深まった参加者は、積極的に意見を出し合い協力的に話が進んでいきました。
午後には、ケーススタディーを通して、参加者同士でディスカッションを行い、援助の在り方やPLASの方針などをより深く理解することができ、有意義なものとなりました。
また、その後、英語でのレクリエーションなども行いました。最後にキャンプに向けての抱負を一人ひとりが語り、2日間の事前研修は終了しました。
2日間でしたが、参加者同士が親睦を深め、よい関係を気付くことができ、キャンプに向けて良いスタートを切ることができました。PLASにかかわるすべての人にいい報告がキャンプ後にできる
よう精いっぱい頑張りたいと思います。
●キャンプ参加者の横塚慎太郎より事前研修を終えての感想をいただいたので紹介します。
ウガンダワークキャンプの事前研修を終えて、私は今、ウガンダへむけた期待で胸がいっぱいです。
これは、事前研修の成果だと思います。出発まであと約1ヶ月といった時期に開催された事前研修、1泊2日の日程で行われた短期集中型の内容ぎっしりの2日間でした。
このウガンダ国際ワークキャンプに申し込み、私は、2つ不安がありました。
アフリカ大陸が初めて、またキャンプということで、約25人にも達する人数、この人数には、ウガンダ現地の人も含むため、若干日本人は少なくなり17人なのですが、この大きな人数で短期間のうちに団結していけるのかという不安。
応募する以前から事前に日本で研修をするということを知っていたため、事前研修でこの不安を無くせたらと思い参加しました。他のキャンプ参加者のみなさんにも、同じような不安を抱いていた人がいたのではないかなと思います。
そんな中スタートした事前研修、キャンプだけのことではなく、NGOのPLASとしての活動を報告しエイズ孤児の現状をお話くださったり、細かなエイズの知識をお教えいただいたり、自分としては、大変勉強になりました。最初は、緊張したり、気をつかったりと初対面ならではの雰囲気でしたが、時間が過ぎるにつれて、だんだんと良い状態になってきたと思います。
2日目の午後には、ケーススタディを実施、2グループでのディベート形式で、テーマは、アフリカで
の家庭訪問時のやり取りでの特定の場面。それぞれがアフリカに関心をもっているので、真剣に熱くなり、ヒートアップし、とても良い時間でした。
こう振り返ると、本当に短いと感じる2日間で、内容が濃く貴重な時間、様々な面で成長できました。
最初に抱いていた不安も見事に飛び去り、ウガンダへの期待でいっぱいになりました。