今日はとっても嬉しいご報告です!
母子感染予防啓発リーダーのダンさんが、昨年の5月から体調不良のため啓発活動をお休みしていましたが、ついに現場に復帰しました!!
ダンさんは北西ウゲニャ区の啓発リーダーで、この事業を始めた頃からとてもアクティブに活動してくれていましたが、昨年の5月に急に体調を崩し、それ以来お休みが続いていました。
一時はキスムにある州立病院や施設の整った私立病院を転々とし、入退院を繰り返してかなり危険な状態だということを聞いていました。入院先から自宅に戻ったという話を聞いた時も、半身不随でほぼ寝たきりの状態が続いており、現地スタッフがお見舞いに行ったりもしていました。
そんな中、嬉しいお知らせが!
2月に行われた啓発活動にダンさんが来てくれたそうです。まだ前のように遠くまで移動したりするほどには回復していていないけれど、家から近い活動場所であれば参加できるようになったとのこと。
ちょうどその頃、私たちは母子感染予防啓発事業のフォローアップワークショップの実施を計画していましたので(ワークショップの様子について次回の報告をお楽しみに!)、早速ダンさんにも招待状を送ることに。
とはいえ、フォローアップワークショップの実施場所が彼の自宅からは少し遠いこともあり、ちょっと今回は来られないかも・・・と内心思っていました。
そしてワークショップ当日。
予定時間から少し遅れた頃、ゆっくりとした足取りでダンさんが現れました。
体調がまだ完全には回復していない中、遠いところから参加してくれたダンの姿に、スタッフも他の啓発リーダーたちも感激し、そしてとても勇気づけられました。
ワークショップでは、1年弱のブランクを感じさせないくらい啓発内容についてしっかり覚えており、意見や質問も積極的にしてくれました。
体調の回復に合わせて、これから少しずつ啓発活動に復帰してくれるそうです。現場で元気なダンの姿が見られるようになるのが、今から楽しみです!!
(文責:谷澤明日香)