2011年7月16日、17日の二日間にわたって2011年夏ウガンダワークキャンプの事前研修を行いました。
A日程キャンプ参加者7名、B日程キャンプ参加者16名の計23名が、キャンプへの期待や不安が入り混じった表情でJICA地球ひろばにて初めて顔を合わせました。
研修の初めは表情の固かった参加者も、自己紹介とアイスブレーキングを通して表情がほぐれ、リラックスした雰囲気でその後のプログラムをこなしていくことができました。
午前中に、代表の門田や副代表の大島がプラスの活動やウガンダの概要について説明している中でも、積極的に質問が飛び出し、参加者のエイズ孤児問題やウガンダに対する関心の高さがうかがえました。
午後は、参加者を3グループに分けて、エイズ孤児に関する基礎知識講座、英語アクティビティ、過去キャンプ参加者による相談所、の各プログラムをグループごとで行いました。
プラススタッフが担当しているそれぞれのグループでは、真剣に、かつ終始なごやかな雰囲気で参加者全員が楽しみながら研修に取り組むことができました。
夜は、青少年オリンピックセンターに移動し、各日程ごとに分かれてキャンプの役割分担を決めたり、キャンプの参加動機の整理を行った後、待ちに待った交流会を行いました。交流会には2009年夏にウガンダで実施したワークキャンプのリーダーも駆けつけてくれ、大いに盛り上がり、参加者同士がすっかり打ち解けることができたと思います。
研修の2日目には、エイズ孤児問題について考えるケーススタディを行い、「エイズ孤児に学費の負担を求められたらどうするか」というテーマについて賛成派と反対派に分かれ、意見をぶつけ合いました。エイズ孤児問題の難しさについて参加者それぞれが頭を悩ませながら真剣に取り組んでいました。
今回の事前研修は、
①キャンプ参加者のモチベーションアップ
②参加者のキャンプへ向けた準備
③プラスとHIV/エイズ・エイズ孤児について理解を深めてもらう
という3つの大きな目的のもとに行い、そのどれもが参加者のみなさん、プラススタッフの協力のおかげで達成できました。
事前研修で得たものを、参加者1人1人が高い意識を持って必ず現地での活動に活かし、最高のワークキャンプをつくりあげていこうと思います。
最後に今回の事前研修にあたりお世話になったJICA地球ひろば、青少年オリンピックセンターのみなさま、本当にありがとうございました。
(文責:ウガンダワークキャンプA日程リーダー 鈴木克治)