8月に着工されたウガンダ・BMTC小学校の建設が、5教室目の床張りをもって無事完了しました!今回は重労働が続いた9月の建設作業の様子をお伝えします。
(8月の建設作業が紹介されているウガンダレポートはこちら)
8月は5教室目の外壁建設が主な作業でしたが、9月は屋根の設置と教室の床張りが主な作業となりました。床張りで重要なのはコンクリートの下地となる土の整地作業。土台が緩いとコンクリートを敷き詰めてもヒビが入ったり、陥没しやすくなってしまうためです。
5教室目は雨水侵入防止のため土台が高く作られていることもあって、大量の土を運び入れた上で、しっかり詰める作業が必要でした。9月5日から開始されたウガンダワークキャンプ(B日程)の参加者を待ち受けていたのはこの重労働。土を掘る人、運搬する人、整地する人と、作業が分担され、経験豊富なウガンダ人ボランティアと協力しながら作業していました。炎天下での大変な作業で、当初の予定では2日間だったこの作業に費やしたのは、その倍の4日間。ボランティアの献身的な努力の甲斐あって、整地終了時には現場の職人も褒めるほどの下地ができあがりました。
建設作業の仕上げは5教室目の屋根設置と床張り。精度が必要とされる作業のため、主に職人さんに担当していただきました。そして9月23日、コンクリートの床を仕上げ、無事5教室目の建設が完了しました!
高所でレンガが必要な場合は…投げて渡す!ウガンダでよく見る光景です。
今回の建設作業完了によって、BMTC小学校に幼稚園2クラス、小学校7クラス全ての教室が揃ったことになります。建設作業に参加してくださった日本人とウガンダ人ボランティアのみなさまはもちろん、日本からこの学校建設をご支援してくださったみなさまの協力なしには達成できなかったことです。本建設事業担当者として、この場を借りて、みなさまに改めて御礼申し上げます。
最後に、建設終了後に学校関係者と事業総括の会議で、保護者会メンバーの方からいただいた言葉をお届けします。
「保護者だけでなく、この地域に住んでいる多くの人がみなさんの支援に感謝しています。みなさんとはもう家族同然ですね、本当にありがとう。」
今回紹介しきれなかった建設作業の写真はこちらのフェイスブックページにて公開しているので、ぜひチェックしてみてください!
(文責:大島陸)