現地レポート

ケニアレポート -啓発リーダーの活動が本格化!-

ケニアでは、啓発リーダーたちの活動が本格化してきました。
3月19日、20日の二日間で予定された啓発活動は全5回。
そのうち4回は計画通り実施され、多くの方にご参加いただきました。

ウクワラ区で3月20日に実施された啓発活動は、3名の啓発リーダーにより、一般の地域住民向けに実施されました。
参加者は96名!たくさんの方が参加してくれました。

なんといっても、100名近くの方が参加したのには、地域の協力体制が欠かせませんでした。
今回は、区の助役主催の地域会合を調整してもらうことができ、また村の重役などが啓発の重要性を地域住民たちに訴えかけてくれていました。

こんなに大きな木の下で地域会合することも。

また、啓発リーダーたちの話しぶりも少しずつ板についてきました。住民に質問を投げかけながら、対話を交えた啓発を行うなど、これまでにない工夫やチャレンジも見られました。地域の信頼を得ながら啓発リーダーが日々成長していく姿。頼もしいですね。

話をする啓発リーダー。

上手くいく活動がある一方、課題もまだまだ山済みです。
課題の一つは、活動を急きょキャンセルせざるを得ないことがある点です。

例えば3月27日に予定されていた啓発活動は、女性グループのメンバーを対象とした啓発でしたが、悲しいことにグループのメンバーの一人が亡くなってしまい、急きょ中止となりました…。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。

また、100名以上の参加者が集まる活動がある一方で、参加者が十分に集まらずに急きょ中止を決定することもあります。
これからどのように活動を展開し、そして改善していけるのか、反省会を行いながら、スタッフ、啓発リーダーで一丸となって進んでいきます。4月11日、12日には3月の活動を振り返る反省会を実施予定です。

文責:門田瑠衣子