2012年4月から9月までの6か月間、啓発リーダーたちの精力的な活動により、5000人の地域住民たちにエイズ予防教育、とくに母子感染予防のための教育を提供することができました。
今日はこれらの活動を、様々な側面からご報告したいと思います。
ほぼ毎日啓発活動が行われました!
この6ヶ月で、啓発リーダーたちはエイズについて地域に啓発するため、153回の活動を行いました。
6ヶ月=180日。
ということは…ほぼ毎日のように啓発活動が行われていたことになります。
そしてこれらの活動にプラススタッフが毎回同行し、活動を見守ってきました。
一つ一つの活動を丁寧に見ていくことで、これらの活動の質が高まっていくのです。
参加者は3割が男性、7割が女性
啓発活動に参加した住民の男女比を見てみると、女性の方が多いことがわかります。
啓発活動ではエイズ予防の中でも特に母子感染予防に焦点を当てています。
そのため妊産婦や女性が集まる場所での活動を多く行っており、その為女性の参加が多くなっているのです。
けれども、母子感染予防では、男性の参加が重要なことも確かです。
男性の理解がなければ、病院に行かせてもらえないという女性たちもおり、今後はさらに男性を活動に巻き込んでいくことが課題となりそうです。
どんな場所で住民たちにエイズ啓発を届けるの?
153回の啓発活動はどのような場所で行われたのでしょうか?
医療施設での妊産婦検診や「バラザ」と呼ばれる地域会合、地域住民組織の集まりなど様々な場所で行われました。
妊産婦検診ではお母さんたちが熱心に話に聞き入ります。
女性グループや陽性者グループなどに足を運ぶことも。
地域会合は男性が多く参加するため、男性たちにアプローチする貴重なチャンス!
住民からは様々な質問があがります。
この半年間で、諸事情で活動が中止になってしまったり、啓発リーダーが無断で活動を欠席してしまったり、、、、
なんていうこともありましたが、一人一人の啓発リーダーの努力や日本からのご支援のおかげで、こうしてたくさんの住民にエイズについて、母子感染予防についてを伝えることができました。
プラスはまだまだ、啓発リーダーとともに地域での活動を続けていきます。応援のほど、どうぞよろしくお願い致します!
門田瑠衣子