現地レポート

異文化で人を雇用してみよう!

ごぶさたしております、やざわ@ケニアです。
気付いたら最後のエントリーから1年近く経ってしまいました。。。(汗)

昨年は母子感染予防事業が本格化したこともあり、慌ただしい日々を送っていました。
つい先日、初めての研修を終えたばかりのような気がしていたのに、
気付けばく丸一年の区切りの母子感染予防啓発リーダー研修を終えてしまったという。。。

昨年から今年にかけては、個人としても団体としても、学ぶことの多い年でした。

そのうちの一つは、現地スタッフの雇用について。
もう何年も一緒にやってきていたケニア人スタッフのパフォーマンスが突然悪化したことがありました。
何か問題があるはずだと思って、不安なことがあれば話してほしいと伝えても無言を貫くスタッフ。
これには日本人スタッフも、普段一緒に働いている現地スタッフもお手上げの状態でした。

パフォーマンスの悪い人員を削減するのは団体としては当然すべき判断ではありますが、
こちらで人を解雇するということは、単に雇用関係でなくなるというだけでは済まないことがあります。
逆恨みを受けてスタッフが危険な目にあったり、裁判沙汰になったり・・・
そのため、解雇という措置をとらずに済むよう、慎重な対応をとってきました。

こんなことを半年以上も続けていたので、短気な私も少しばかり辛抱強くなった気がします。
異文化で人を雇うって、本当に大変なことですね。

(パフォーマンスが悪化した)スタッフさん、学びの機会をくれてどうもありがとう。
あなたのおかげで私のストレス対処法の選択肢が増えましたよ~

少しだけ忍耐強くなりたい方は、ぜひ異文化で人を雇用されることをおすすめします。

余談:本当かどうかはわかりませんが、パフォーマンスが悪化した原因は、
どうやら失恋説が濃厚のようです。(嘘か本当かも知る術はありません)