PLASの現地活動現地レポート

ケニアレポート -ケニア事務所に新しい調整員、安田が加わりました!-

はじめまして!安田聖子です。
4月15日にケニア事務所に赴任しました。よろしくお願い致します。

マラウィのちょっぴり豪華なご飯と

赴任前は、南アフリカ圏のマラウィ共和国で、青年海外協力隊員として活動していました。主な活動は、月経のための布ナプキンの縫製及び、販売の際の原価指導です。
今年の1月に帰国し、3ヶ月後にまたアフリカに戻れたことを大変幸せに思っています。

アパートから見えるキスムの風景

ケニア訪問は2007年3月以来二度目ですが、マラウィで暮らした2年間を経た後のケニアは、前回訪問時とは違う感覚を覚えました。

(国としての発展度の違いがあるとは言えども・・・)
ここは、マラウィではないか?!という錯覚に陥りそうになるのです。

話す言葉は違いますが、食べるもの、人の容姿、街の風景が、マラウィとよく似ているです。
また、マラウィで普段購入していた洗濯洗剤(Omo)や調味料(ブイヨンのようなRoyco, マーガリンのBlue Band)など、懐かしいものもたくさん購入できます。

マラウィは南アフリカの資本がたくさん入り込んでいる国ですが、ケニアと思わぬ共通項があり、少し安心しました。

一方で、ケニアとマラウィを取り巻く、HIV/エイズの状況も似ています。病気自体や治療、予防に関する充分な知識をもたない人が多くいます。私はマラウィで、HIV陽性者の女性たちのグループでも活動をしていました。その際に、周囲の偏見など、彼女たちの抱える悩みを聞き、胸が痛みました。また、母子感染の予防措に取り組む家族との交流を通し、生きることの尊さを改めて感じました。

これまでの経験が、微力ながらも今後の業務につながっていければと思っております。

PLASをご支援くださる皆様、今後とも宜しくお願いいたします。

(文責:安田 聖子)