Positive Livingキャンペーン世界エイズ孤児デー国内の活動

「みなさん、はじめまして!ケニア事務所勤務の安田聖子です!」/世界エイズ孤児デーキャンペーン特別企画「私のPositive Living」 vol.6

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4月16日〜5月31日の期間、プラスのボランティア、サポーター、協力者など活動を応援する人たちが毎日ブログを更新!
テーマは「私の Positive Living」。それぞれの生き方や想いを通して、前向きなエネルギーをお届けします。
全国どこからでも、「今日はどんな記事に出会えるかな?」とアドベントカレンダーのようにお楽しみいただける企画です。
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はじめまして。安田聖子と申します。4月からプラスのケニア事務所での母子感染予防プロジェクト担当として赴任します。実は今回が人生3度目のアフリカ滞在です。今から赴任にワクワクしています!

今回は、自己紹介と、私の前回のアフリカ滞在の地でもあるマラウィでの活動を紹介をさせてください。
私は大学卒業後、カメルーンの現地NGOと共働する農業研修所で、抗マラリア茶、アルテメシアの栽培、収穫を行っていました。その後、4年間の海運会社の勤務で、船舶の年間予算作成&モニタリングに従事しました(ビジネスを学ぶという点で、大変貴重な時間でした!)。

そして、2012年1月から2年間、青年海外協力隊員として、南アフリカの北方向に位置するマラウィ共和国に派遣されました。布ナプキンの縫製指導、原価計算教室を行っていました。
マラウィでは、月経中の女性たちは、普段腰に巻いている布(チテンジといいます。吸水性はあまりありません)をあてがうのみです。それが原因で、女子生徒は月経中には学校に行かず、家でじっとしていなければいけません。そこで私は、女性の快適な時間、そして教育を受けることができる時間の確保のために、布ナプキン普及活動を行いました。
材料はシンプル。A4サイズ2枚分のチテンジ、A4サイズ一枚分のタオル生地、ボタン、糸です。材料の全てをコミュニティで入手できるので、私が任期を終えた後も活動を続けていける可能性が高まると思い、着手しました。

 

対象グループは、私の住んでいた町でメンバー間で少額貯金を行う女性グループ(20名ほど)です。計10のグループを自転車で訪問していました。20~50代のお母さん世代の女性をターゲットに、衛生的に保つことの重要性、また彼女たちの娘さんたち作ってあげることを通しての教育の必要性を伝えることが目的です。


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時には15キロ離れた村に通勤しました。高度1000メートル以上の高地です。山あり谷ありの道で、体力増強にも役立ちました。今でも太ももの筋肉はムキムキです!

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マラウィでは日本と同様に月経について男性の話すのが憚られる社会です。女性たちも「恥ずかしいわね~」と照れ笑いしながら、チクチク縫う姿がとても印象に残っています。

これまでの活動を通して、微力ではありますが、女性がポジティブに生きることに貢献できたかなぁ、と思っています。貴重な2年間で得た経験を、今度はケニアの方のために生かせるよう、業務を頑張りますので、プラスの皆様よろしくお願いいたします!

 

▼著者プロフィール
安田 聖子(エイズ孤児支援NGO・PLAS ケニア事務所駐在員)
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大学卒業後、カメルーンのNGOでインターン後、海運会社で4年間勤務。その後、青年海外協力隊員の村落開発普及員としてマラウィで活動。2014年4月よりプラス・ケニア事務所にて勤務。最近のお気に入りは、マラウィより持ち帰った天然のローズクォーツ。暇な時に薄いピンク色の石を眺めて、幸せを感じる。

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