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4月16日～5月31日の期間、プラスのボランティア、サポーター、協力者など活動を応援する人たちが毎日ブログを更新！
テーマは「私の Positive Living」。それぞれの生き方や想いを通して、前向きなエネルギーをお届けします。
全国どこからでも、「今日はどんな記事に出会えるかな?」とアドベントカレンダーのようにお楽しみいただける企画です。
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私が「Positive Living」に、生きていく上で、大切にしている3つの「問い」があります。
「明日死ぬとしたら、私は今日、どう生きる？」
朝、玄関の扉を開ける前に、自分に問うてみます。
「大丈夫。明日死ぬとしても、私はこの扉を開けて、いつもと同じように、今の日常を生きるよ。」そう心の中の私が答えてくれて、ほっとして出かけます。
もし違う答えが返ってきたら…。もう一度問いかけます。
「好きなことをやれているか」「大切なものを大切にできているか」。有限な時間を意識することで、本当に大切なものが見えてくるのです。
「何でも選択できるとしたら、今の人生を選択するか？」
宇宙飛行士にだって、大会社の社長にだって、スポーツ選手にだって、弁護士にだって、主婦にだってなんにでもなれるとして、私はどんな将来を選択するか？
実際には、もっと具体的で現実的な将来像をいくつか思い浮かべるわけですが（笑）、自分の延長戦にある、けれども手の届かないような未来を想像して、「何者にでもなれるよ」と神様に言われたら…。私は何を選択するだろう？その答えが、私自身が本当にチャレンジしたいことなのです。
未来を選択するとき、人はどうしてもいろんなものに縛られてしまいます。
「まだ始めるには早い」
「これをやるにはまずは勉強してから」
「失敗したら大変なことになる」
「できるわけない」
あきらめる理由を探し始めたら、一度立ち止まって、この問いかけを自分自身に向けています。
「やるなと言われてもやるのか？」
もう一つ、未来を創造するための、大切な問いが、私にはあります。「すべての人に、やるなと言われても、私はやるのか？」これは実際にありそうな状況で、非常にイメージしやすいです（笑）「できないからやめたほうがいいよ」「意味がないからやめなよ」、外野には常にネガティブな反応をする人がいるものです。
この問いは、何かやりたいことを決めた時、やり抜く覚悟を確認する問いに、一見聞こえるのですが、実はこの問いの本質は違うところにあります。
これは「誰かのせいにしないため」の問いです。人間とは弱い生き物で、すぐに「○○のせい」にしてしまいます。もちろん私もその例外ではありません。この罠から抜け出すには、この問いが効果てきめんです。外野の声に足を止めることはない、と思えるなら、すなわち、例え失敗したとしても誰のせいにもしないでいられるということです。それは、「これをやると自分が決めた」のだと、自分が知っているからです。
他の誰でもない、私の人生
学生時代にプラスを立ち上げて、これまで9年間、この3つの問いは、小さな決断から大きな決断まで、私にとってのPositive Livingの羅針盤のようなものになっています。迷った時、不安なときに、真っ暗な中に一筋の光を与えて、行くべき道を案内してくれるのです。そして、私を勇気づけ、後押ししてくれる。これからも、この問いに向き合いながら、自分の人生を選択していきたいです。
▼著者プロフィール
門田瑠衣子（エイズ孤児支援ＮＧＯ・ＰＬＡＳ代表理事）
1981年熊本県生まれ。2006年、武蔵野女子大学人間関係学部卒。明治学院大学大学院国際学修士課程修了。
フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。
それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援ＮＧＯ・ＰＬＡＳの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。
現在は、海外事業及び国内のキャンペーン事業、ファンドレイジングなどを中心に活躍中。
2013年7月に長男を出産。現在育児に奮闘中！
