ウガンダでは、これまでをシングルマザーたちがスモールビジネスを開始し、生計向上を目指す事業を展開してきました。
今日は、その中でも村の中での「カフェ」開業をしたママたちのプロジェクトについてレポートしたいと思います。
2016年4月よりカフェによる生計向上事業は開始しました。
ビジネス開始のための複数の研修を終え、ママたちはそれぞれのサイトで移動式カフェ(一部店舗による販売)の運営をはじめています。
研修の様子は現地レポート「ウガンダレポート ―生計向上のためのカフェオープンに向けて―」にてご報告しておりますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
さて、キゴーグワという村では、サラさんがカフェを切り盛りしています。
もともとは別の場所でのカフェ開業を準備していたのですが、幸いにも知り合いから貸店舗を紹介してもらうことができ、サラさんはこのキゴーグワでの開業を決め、家族と共に、近くに引っ越しをしました。
最初は価格設定が高いと、地元の人たちに感じられてしまい、売れ行きが思わしくなかったのですが、利益を確保しながら、できる限り価格を下げるなど、最初は試行錯誤。
徐々に軌道にのってきて、今では、2週間の売り上げが3000円近くいくこともあるそうです。
「店舗がバイクタクシー(*)が集まっている場所から近いため、顧客の獲得に苦労しなかった」と、うまくいった要因を分析しています。
(*バイクでお客さんを乗せて希望の場所まで連れていくタクシーのバイク版のようなもの)
ジュースやチャイ、パン、地元でなじみのある食事メニューなどを販売し、地元に人からも少しずつ認知されるようになってきています。
サラさんは、さらに大きい店舗を借りたいという希望を持っており、既に場所を探し始めています。