世界エイズ孤児デーの5月、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん写真展「Ekilooto of Uganda~HIVと共に生まれる~」を佐賀で開催します。
安田菜津紀さんが2012年にプラスが活動するウガンダを訪れ取材・撮影された「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」から13点の写真を展示します。
エイズ孤児だけでなく、紛争下や貧困、災害など様々な困難な状況の中で声を上げることが難しい人たちに寄り添いながらそのひとつひとつの声や生きる姿を写真を通して伝えてこられた安田菜津紀さん。
安田菜津紀さんの写真には、社会の様々な課題や理不尽な状況に対して「私たちに今何ができるだろうか」という問いかけだけでなく、「遠い場所に生きる誰か」を「すぐ隣にいる大切な誰か」として感じられるような、そんな温かみさえもあります。
世界のエイズ孤児は1650万人―。その一人ひとりに「Ekilooto(ウガンダの言葉で「夢」)があります。
この写真展にお越しいただく皆さまに、エイズに影響を受ける子どもたちが直面する現状だけでなく、子どもたちが抱く夢や明日への希望を感じていただければとても嬉しいです。
開催概要
日時
2018年5月14日(月)~5月26日(土)
(月~金:9時~21時/土日祝日:9時~17時まで)
場所
佐賀県国際交流プラザ
〒840-0826 佐賀県佐賀市 白山2丁目1-12 佐賀商工ビル1F 多目的テーブルスペース
JR佐賀駅より徒歩約20分/バス 約5分(佐賀駅バスセンター3番乗り場より「唐人町経由」バスに乗車、「白山」バス停下車すぐ
参加費
入場無料
ご紹介
安田菜津紀
フォトジャーナリスト
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。写真絵本に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)。『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。