3月13日(水)に板橋区立赤塚第一中学校にて特別授業を行いました。
今回は、オリンピック・パラリンピックに向けて実施されている教育プログラムの一環として、国際的な問題について理解を深めることを目的にPLASにご依頼をいただきました。
当日は3年生およそ200人を対象に、講義とゲームを行いました。
はじめに、活動地の背景やエイズ孤児が抱える課題、PLASの活動について、写真を交えてお話しをしました。
後半には、エイズ孤児が進学していく中で抱える課題を疑似体験してもらうために、エイズ孤児の小学校と中学校での生活を扱ったすごろくを実施しました。
講義の部分では問いかけに対する反応も多く、しっかりと内容について考えてくれていることが分かりました。朝早い時間だったにもかかわらず、真剣なまなざしで授業を聞く様子が印象的でした。
すごろくは5人ずつのグループに分かれて取り組んでもらいましたが、どのグループも熱心に進めていました。はじめに一人ひとりに割り当てられる家庭の状況やまわりの環境によってすごろくの進みやすさを変えたため、なかなか進めないことへのもどかしさを感じる人も多かったようでした。
最後には、代表の生徒さんから自分のできることをしていきたいという言葉をいただきました。
参加してもらった3年生のみなさんは来週には卒業を迎えられるとのことです。新たな世界に入られる生徒さんたちの興味や考えが広がるきっかけになれば嬉しいです。