2019年8月28日(水)から30日(金)まで,パシフィコ横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されました。
TICAD7会期中、公式サイドイベントとして、NGO(市民社会)、企業、国際機関、大学、研究機関など、さまざまなアクターがセミナーやシンポジウムを開催しています。
PLASでは公式サイドイベントとして、SDGs3「すべての人に健康と福祉を」に寄与する企業、NGO、投資、行政からそれぞれに実践者をお招きし、先進的な取り組み事例をお話し、マルチセクター連携によるコレクティブインパクトの可能性、課題などを議論しました。
Youtubeに動画をアップしていますので、ぜひご覧ください!
スピーカー紹介
横山裕司氏(モデレーター)
一般社団法人アフリカクエスト代表理事(Africa Quest.com編集長、アフリカオンラインコミュニティ”AI-HUB”主宰者)、アイ・シー・ネットアフリカ事業グループリーダー、ICTA LTD CEO(ケニア現地法人)、エイズ孤児支援NGO・PLAS 理事を兼任。
大手証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアへ渡航。貧困地域に暮らす女性たちへの収入向上支援を行う。ケニアに雇用を生むことをビジョンにソーシャルベンチャーを共同設立し、2015年9月まで約2年にわたり運営を行う。
現在は、アフリカと日本を繋ぐコーディネーターとしてアフリカでの事業開発支援やメディア運営、国際支援活動など様々なアプローチからアフリカの課題解決に取り組んでいる。
一宮暢彦氏
AAIC グループにてAfrica Healthcare Master Fund担当、主にナイジェリアを中心とした西アフリカのヘルステックを担当。
大学卒業後、大手総合商社の発電所投資事業に関わる。2014年よりUAEアブダビに3年間駐在。
2017年より大手日系IT企業の投資するルワンダのスタートアップにCFOとして出向し内部統制の構築などに従事。
2019年(株)AAIC Japanに参画。
学生時代、2006年よりアフリカのエイズ孤児を支援するNGO PLASの立ち上げ。2008年から現在まで同団体の理事を務める。
AAIC Japan: AAICグループはアフリカにおける投資とアジア・アフリカなどの新興国への進出支援などを行う、戦略コンサルティングファーム。2017年グループ内に、アフリカの医療に特化した投資を行うAfrica Healthcare Master Fundを設立。
門田瑠衣子
エイズ孤児支援NGO・PLAS/代表理事
フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。
それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。
2016年、「青年版国民栄誉賞」と言われる人間力大賞にて
準グランプリおよび外務大臣奨励賞を受賞。
2015年より特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事。
3児の母でもある。
田中はる奈氏
楽天 CEO戦略イノベーション室
楽天グループの社長直下チームにて、全社戦略、全社提携、投資買収、事業開発、新規事業等を担当。過去に同社の海外販売マーケティング、電子書籍事業買収、日本事業立ち上げ及び事業マネジメント、アジア・アフリカの事業開発等に携わる。
楽天におけるSDGs推進を担当するサステナビリティ部も兼任し、社会起業家と楽天社員による半年間の協働プログラムRakuten Social Acceleratorを立ち上げ、テクノロジーを活用した社会課題の解決を目指す。
社会起業家との投資協働を行う中間支援団体ソーシャルベンチャーパートナーズ東京理事。同団体のパートナーとしてエイズ孤児支援NGO PLASと協働。
籠田綾氏
独立行政法人国際協力機構(JICA)入構以来、主に公衆衛生プロジェクトに携わる。
2015年からルワンダ事務所にて水・衛生セクター、ICTセクター等を担当。JICA案件に限らず、ルワンダ国内関係者のコーディネーション業務も行う。その後1年間の留学(米国・公衆衛生)を経て2019年8月より本部勤務。 大学時代は社会学(ジェンダー)を学びつつ、NGOアデオジャパンのメンバーとして活動。アデオ・ケニア本部でのインターン、ケニアプロジェクト実施支援、学生インターン派遣、日本でのHIV予防啓発等を実施。
アフリカのことわざ「早く行きたければ、一人で行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け」にインスピレーションを受け、テクノロジー、イノベーション、パートナーシップを通じて「みんなで、早く、遠くへ」行くことを目指している。
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