10月16日に東京女子医科大学 国際環境・熱帯医学講座(杉下智彦 教授)で65名の学生さんに事務局長の小島が講演を行いました。
「将来医師として働く彼女たちに伝えてほしい」
講演の前半は国際社会におけるさまざまな格差や、アフリカのHIVエイズ問題・エイズ孤児の課題について、PLASの活動とともにお伝えしました。
また、国際協力の道を選ぶまでのキャリアパス、NGOで働くやりがい、大学生として日本からできることをご紹介しました。
後半は、「結婚・出産・子育てとライフステージが変わるなかで、女性が働きながら自分らしく生きるには?」をテーマに、仕事と子育てを両立するための思考の転換や暮らしの工夫、そして、誰もが働きやすい組織づくりについてPLASの事例をまじえてお話しました。
このテーマは、杉下教授からいただいたリクエストでした。
将来は医師として多忙な日々を送ることになる学生さんたちへの温かな思いを感じました。
参加学生さんの声
予防や治療に目を向ける医師とは違った目線で、エイズで残された孤児に焦点をあてているPLASの姿勢に学びました。
現状の改善だけでなく、子どもたちの将来をより良くするための活動に「人に何かを残すというのはこういうことなんだ」と感じました。
好きな仕事を続けながら子育てすることも工夫次第でできると知り、私もこれから医師との仕事と両立したいとき、自分で工夫しながら諦めないようにしたいです。
エイズ孤児の問題は、子どもたちが自分の価値に気づき、自己肯定感を高めることが重要だと気づかされました。また、同じ女性として、子育てと仕事どちらも大事にしているPLASのみなさんのエピソードがとても刺激になりました。
講義をきっかけに、ライフステージが変わるなかでもしなやかに自分らしく生きるヒントをお届けできたのであれば幸いです。
お声かけくださった杉下智彦 教授ありがとうございました!