10月19日‐21日の3日間、PLASはメンバーが集まってビジョン合宿を行いました。普段はなかなか集まることの難しい、理事・スタッフ・インターン生・そして現在協働しているSVP東京のメンバーが集まっての貴重な場です。
PLASがこれから進むべき道をミッション・ビジョンから見直し、どう活動を飛躍させていくかを考える合宿となりました。
Day1. メンバーの関わり方を知り、前に進む力に
合宿初日は、ファシリテーターに山元圭太さんをお迎えしてのワーク。他己紹介のアイスブレイクからスタートします。その人の第一印象を似顔絵を添えて紹介するというハードル高めのお題にざわつきながらも、ワイワイと進めました。
場がほぐれたところで続いてはコンステレーションのワーク。真ん中に置かれたPLASに対して、自分がどのような場所でどのようなスタイルで関わっているのかを各々が実際に動いて表現します。PLASに関わる個人がどのようなスタンス・関係性で組織と関わっているのか、これからどうなっていきたいと思っているのか、まずは動いていくことで、すんなりと言語化できたり、自分でも認識してなかった思いが浮き出てきたり。
それぞれのPLASへの思いを聞いた山元さんから「PLASは愛に満ちた組織だと感じました」と嬉しいコメントも頂きました。
(写真)メンバーの関係性も見えてくるコンステレーションのワーク
休憩をはさんでの後半は、ビジョンミッションのたたき台へのフィードバック、そして、このあとの合宿でどのような場があればビジョンミッションを良いものにしていけるかのディスカッション。
それぞれの立場から多くのフィードバックが寄せられ、熱い議論の時間でした。
Day2.レゴを使ったワークショップで未来のPLASを語り合う
2日目は、ファシリテーターにSVP東京の加藤正義さんをお迎えし、レゴブロックを使った、レゴシリアスプレイというワークショップを通じて、PLASの未来の姿を考えます。
ほとんどのメンバーは初めての手法でしたが、言語化していなかった部分まで引き出していくワークの魅力に次第にはまっていきました。
はじめは簡単だったお題も次第にハードルが上がり、最後はPLASのコア・アイデンティティや未来の姿をレゴで表現。参加メンバーすべての作品を合わせ、PLASという団体のコア・アイデンティティを表現しました。
(写真)自分の考えるPLASのコアコア・アイデンティティを表現
(写真)それぞれが考えたPLASの未来の理想の姿。いろいろな目線があるのが面白い。
レゴワークだけでも様々な学びのある時間でしたが、最後の1時間半は、現地での活動を今後どのように展開していくかのディスカッションで、さらに具体的な話に落とし込みます。それぞれが意見をぶつけ合うことで、活動する上で大切にしたいこと、それぞれの認識のずれや共通点があきらかになり、進むべき道筋も少しずつ見えてきました。
Day3.3年後に目指したい姿と、そのための課題解決
3日目は、3年後に目指したい姿と、現在抱えている課題をワークショップ形式で出し合います。
(写真)それぞれの思う理想の姿、課題をポストイットで出し合っていく
自然発生的にうまれたディスカッションを、ファシリテーターの加藤さんが的確な質問を投げかけつつマインドマップにまとめて下さったのですが、これがとても分かりやすい!国内でのファンドレイズや資金調達と、海外での活動の理想や課題がひとつの紙に表現されることで、PLASという組織の抱える問題の中でどこがポイントなのか、どこに焦点を当てて取り組んでいけば抱えている課題がクリアできるのか、すっきりと整理できました。
合宿での成果を活かす、これからの道筋
①新しいミッション、ビジョン、中期計画の方向性を合意する
②PLASの変革における組織課題を整理して、解決の方向性を検討する
という二点を目標に実施した今回の全体合宿。
どちらに関しても、手応えを感じることができました。
これからは、日々の業務に押し流されないよう、この合宿で合意した方向性を具体的な計画に落とし込み、実行していきます。
(写真)マインドマップをもって集合写真!