HIV陽性の若者に手に職を
ウガンダでは若者の失業が社会問題になっていますが、HIV陽性の若者たちはその中でも特に不利な状況に置かれています。
①職業技術訓練を受けることで、自分でも稼げるようなスキルを身につける。
②スキルを活かす仕事を始められる状態にする
この2点をクリアすることで、HIV陽性の若者たちも経済的に自立した生活を送ることが出来るようになると考え、PLASでは彼らに対して職業訓練研修を実施しています。
(写真)農業研修の様子
農業、ネイル、ヘアードレッシング、軽食つくり、ノート作りなど、現地で人気があり、需要も高い職種の中から複数を選択して受講することで、若者たちが自分の関心のある分野、そして地元でのニーズに柔軟に対応出来るようになっています。
グループで仲間と共に歩む
(写真)研修でチームビルディングのワークショップ
このプロジェクトは、50名の若者たちが参加していて10のグループをつくり、それぞれのグループでビジネスを始めます。
多くの若者は、就業体験がなく、今まで家の農業しか手伝ったことしかないという人もいます。
そのため、若者にとってプロジェクトは、とにかくはじめてのことが多いのです。それで、思うようにいかず、グループで仲間割れしてしまうところもあります。そこを丁寧に現地パートナー団体スタッフが、一緒に解決していきます。
ヘアードレッシングを伸ばしていきたい
そんな中でも、先日訪れたチソーバグループはチームワークがよいと評判です。
収支を記録する帳簿記入もよくできています。
これまで研修したビジネスの中でも、ヘアードレッシングを中心にビジネスを伸ばしていきたいということで、海外事業マネージャーの三関や現地のスタッフと共に、どんなアイディアがあるか、話し合いをしまた。また、まだ技術に自信がないようなので、もっと練習を自分たちでするように、お願いしました。