こんにちは、海外事業マネージャーの三関です。
この度は貴重なご支援を頂戴し、本当にありがとうございました。
ウガンダのルウェロ県でパートナー団体であるマルチパーパスと食糧と石鹸の配布を行いました!現地から沢山の感謝の声が届いています。
ロックダウン緩和でカフェ再開!しかし客足は伸びず…
ウガンダは3月からロックダウンし、移動が制限されていました。その結果、仕事を失う人、収入が激減する人々で溢れていました。
7月に入りロックダウンが緩和され、一般の公共交通機関(ミニバス・バイクタクシー)で自由に移動ができるようになりました。
しかし、仕事に復帰しても、急激に停滞した経済状況により、以前のように収入を得ることが難しくなっています。
カフェ事業で支援しているシングルマザーたちは、お客さんが少ない中、お店を開けて販売を開始しています。しかし、お客さんが少ないために売上が伸びず苦戦しています。
また、技術訓練を通したHIV陽性者の若者支援事業の方は、支援によりサロンなどを開業しましたが、ロックダウンの影響により多くの若者グループが店舗の家賃を払うことができず、店を追い出されてしまう店舗も出てきました。
ヘアーサロンが軌道に乗り出してきた時期だったので、若者たちは意気消沈してしまいました。
重労働である食糧を支援をつづけるスタッフたちの存在
そんな中、生活が困窮するシングルマザーや若者たちのために食糧を支援を行っています。現地パートナー団体のスタッフが先頭を切って、この苦難を乗り切ろうと動いてくれています。
食糧支援は大量の食糧の購入、仕分け作業、配布作業など、かなりの重労働です。
こうした作業を一手に引き受けてくれているのは現地のスタッフたちで、本当に感謝しかありません。
スタッフも食糧・交通費高騰の影響を受けており、スタッフにも食糧と石鹸を配布しています。スタッフがしっかりと栄養を取り、健康的であることが、私たちが活動を続けていくための要でもあります。
61家庭に食糧と石鹸を届けました
今回は61家庭に食糧と石鹸を届けました。米、豆、ポショ(トウモロコシ後)、食用油、粉ミルク、抗菌石鹸です。
シングルマザーからはこんな言葉をもらいました。
「カフェビジネスをしているアイシャです。PLASのみなさん、本当にありがとう。石鹸や米等を受け取りました。シングルマザーを代表でお礼を言います。またマルチパーパスのみなさんにも感謝しています。皆さんにも神様の恩恵がありますように。本当に、本当にありがとう。」
以前のような生活を取り戻すにはかなりの時間がかかります。
ウガンダもケニアも学校が再開されず、子どもたちも家で時間を持て余しています。
その中でおなかいっぱいになるごはんが食べられず、子どもと保護者両方が精神的にストレスを抱えているのです。
そんな中で、現地スタッフは、ビジネスをやっている各店舗や自宅を訪れ、心のケアもしています。
*本食糧支援は、みてね基金のご支援にご助成いただいています。
支援を必要とする人々へ、さらに届けていくために
現在PLASでは、さまざまな寄付や助成金などより支援を募り、支援活動を行っています。
是非、継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.plas-aids.org/support/monthlysupporter
☆PLASのこれまでの緊急支援について
2020年4月
ーケニアにて90世帯に1か月分の食糧・石けんの支援をとどける
ーケニアにて14の村、14か所に手洗い場を設置
2020年5月
ーウガンダにて59世帯に1か月分の食糧・石けんの支援をとどける
2020年6月
ーウガンダにて50世帯に1か月分の食糧・石けんの支援を開始、40世帯への支援が完了
ーウガンダにて140世帯に1か月分の食糧・石けんの支援を開始
2020年8月
ーケニアにて90世帯に1か月分の食糧・石けんの支援をとどける[New 現在レポート作成中]
ーウガンダにて61世帯に1か月分の食糧・石けんの支援をとどける[New]