PLASの事業のひとつに、シングル家庭を対象とした「ライフプランニング支援」があり、子どもと保護者の両方にカウンセリングを行っています。
保護者が、子ども達の発達や教育に関する「保護者としての必要な知識」を身につけて、子どもたちが自分の意志で将来を計画し、選択できる力をつけるための適切なアプローチができるよう、カウンセリングを通してサポートをしています。
その一環で、子どもたちに取り組んでもらっているのが「絵本読み聞かせ活動」です。今回は、読み聞かせ活動の様子をご紹介していきます!
絵本から多くのことを学んで欲しい
日本でも、昔はよくおじいちゃんやおばあちゃんが孫や、近所の子ども達に昔話をしている光景がありましたよね。昔話から、子ども達は教訓や歴史を学ぶ機会がありましたが、それも徐々に減りつつります。それはケニアでも同じです。
「絵本をみんなで読む研修会」は、子どもたちへのカウンセリングの一環として、カウンセリングを受けている子どもたちが「絵本読み聞かせ活動」で地域に活躍できる場をつくっていこうというものです。年長の子どもたちが地域の小さな子どもたち向けに絵本の読み聞かせをします。
地域に貢献できる場ができるだけでなく、絵本を通して、子ども達に何かを学んだり、考えたりして欲しいという想いもあります。そして「読む」という習慣だけではなく、想像力や友達との意見交換を通じて、多くのことを子ども達には受け取って欲しいと願っています。
複数のスキルが身につくと好評です!
絵本の読み聞かせは現地のスタッフからも好評です。
「読解力や文章力が身につく」
「リテラシースキルが高まる。本を読む習慣が付く。グループ単位での読み聞かせになるのでリーダーシップ力もつけることができる」
「朗読するときの感情表現の工夫などが、演技力やアート力を学ぶ機会になる」
月2回を目安に、長期的に取り組んでいきたいという提案もありました。
子どもたちへの貸出を開始したい!
現在の絵本は数が限られており、子どもたちに貸出できない状況です。そこで、絵本の冊数を充実させ、貸し出しもできるように、クリスマス絵本キャンペーンでケニアへ絵本をプレゼント企画を実施中です!
皆様のご協力のもと、キャンペーン開始時に目標としていました、100冊に到達しました! そこで、新たに100冊(50種類)を絵本リストに追加しました。
ネクストゴールとして計200冊の絵本をケニアの子どもたちに送ります。
プロジェクトの終了まで「あと4日」!様々なジャンルの絵本が揃っていますので、ぜひ覗いてみてください。 引き続き、ご支援よろしくお願いします!
子ども達へのサンタ企画の詳細は下記の記事から是非ご覧になってください。