前回に引き続き、PLASが手掛けるプロジェクトの一つであるFLOWER(生計向上とキャリアプランニング支援事業)についてご紹介します。
最終回である今回は、研修での印象的なエピソードをレポートしたいと思います。
コロナ禍の影響で、初めて実際に会うことができた
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、これまで通りには渡航することができなくなった今。「直接」会うことが貴重な機会となっています。
今回、現地パートナー団体のスタッフに直接会うことができたのは大きな喜びでした。特に今回渡航したスタッフの山口は、ビアジェンコのスタッフと現地で対面したのは初めて。オンライン上で抱いていたイメージと同じところもあったし、全く知らなかった一面が見えて面白いと感じることもありました。
(ビアジェンコのスタッフと山口でランチ)
前回(前編、中編)まででお話した通り、カウンセラー研修では多くのグループアクティビティが含まれているため、参加者同士の関係性構築が大切です。毎回アイスブレイクを行い、打ち解けあった状態で取り組んでいたのですが、そのアイスブレイクの内容もユニークなものでした。
「時間通り」が難しい
一方で、研修においては「時間通りに進める」ことの難しさも実感しました。新型コロナウイルス感染症によるイレギュラーかつ柔軟な対応はもちろんのこと、日々の時間に対する現地の人々との認識の差で、時間通りに研修が開始できないことも多かったです。
改善するための対応策は様々ありますが、最もユニークだったのは「遅刻者にはダンスを踊ってもらう」というもの。遅刻したのは残念ですが、ダンスで場の雰囲気が和み、その後の研修に良い影響もありそうですね。
(真剣にグループワーク中)
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以上、FLOWER事業におけるカウンセラー研修のレポートでした。今後はウガンダでも同様の研修を行う予定ですので、またレポートできればと思います。
☆PLASでは、現在ウガンダのシングルマザーによるカフェ事業の支援を目的としたクラウドファンディングを実施しています。是非、ご支援・応援のほどよろしくお願い致します。