ウガンダで実施している「カフェ事業」は、HIV陽性のシングルマザーたちがカフェビジネスをスタートできるよう初期投資や研修、カフェを開店した後のフォローアップを届けています。
現在、CAFE事業4期では4つの村からそれぞれ3人づつHIV陽性のシングルマザーが参加しています。
以前、ルセンケ村とルウーベ村のカフェママたちの様子をお伝えしました。
→ウガンダレポート | 奮闘中のカフェママたち~ルセンケ村編
→ウガンダレポート | 奮闘中のカフェママたち~ルウーベ村編
今回はセミュング村で奮闘するカフェママたちの様子をお伝えいたします。
大変だけど楽しいカフェの仕事
参加者1名が辞めてしまったため、ザムとエスカの2人でカフェを運営しています。
月曜日から日曜日まで毎日朝6時に準備をはじめ、閉店して帰路につくのは夜10時。
大変ではないかと聞いてみましたが「でも働けるから!」とにっこり笑顔。
それぞれザムは5人、エスカは7人の子どもがいるシングルマザーです。
「CAFEで好きなことは全て!」
そう答えたのはザム。
エスカも「CAFEに参加したことで子どもたちの面倒を見ることができるようになった。また、家に必要なものを買うことができるようになった。」と満足げに話します。
(写真:左がザム右がエスカ。)
せわしく動き回るカフェママたち
そんなお仕事大好きな2人がやっているカフェにやってくると、パラソルと椅子、テーブルの上にはお湯(チャイ用)の入った水筒がみえます。
彼女たちのカフェではカバラガバ(キャッサバとバナナの揚げ餅)、キャッサバフライ、マンダジ、クイニ―ケーキ(週1水曜日に作成)を販売しています。
調理をして、テーブルを拭いて、会計をして、と忙しく立ち働くシングルマザーたち。2人で切り盛りするのは大変です。
(写真:キャッサバとバナナの揚げ餅を作るザム(左)とエスカ(右)。息があっています。)
(写真:出来上がったキャッサバとバナナの揚げ餅、1個100シル(15円)。)
ザム、エスカ、それぞれに大変なことを尋ねると、口をそろえて、材料費の高騰を指摘します。調理油や小麦粉の値段が高騰し、材料費が高いためお金の管理も大変です。
シングルマザーたちの挑戦は続きます!
こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。
継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。