お知らせ受賞

SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞 平和・人権の部を受賞!

PLASが、公益財団法人岩佐教育文化財団が設立した「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(以下、岩佐賞)を受賞しました。

岩佐賞とは、医療、教育、福祉、環境、平和・人権、芸術、農業などの各部門で課題解決やSDGsの達成に向けて、活動をする人を支援する賞です。

この度PLASが、第2回受賞者として、「平和・人権の部」を受賞しました。

今回の受賞記事はこちらから
【平和・人権の部】取り残された子どもに将来の希望を エイズ孤児支援NGO・PLAS

PLASは設立以来、ケニア・ウガンダでHIV陽性のシングルマザーと子どもたちの家庭に対する支援にとくに力を入れてきました。

生活に必要な収入を保護者が自ら得られるようにする「生計向上の支援」と、母子が将来を前向きに考えられるようにする「ライフプランニングの支援」が活動の柱です。2014年以降は、「PLASメソッド」という経済的・社会的支援を同時におこなう技術支援を、現地の行政やNGO、JICA(国際協力機構)などの協力を得ながら、体系化・マニュアル化を進めています。

また近年、若年層の望まない妊娠の予防に対するニーズが高まっているため、当会の新たな事業として取り組むべく、パイロット事業の準備や資金調達を始めています。

代表理事・門田より

「この度、活動を表彰いただき大変光栄です。

当会は取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会を目指し、2005年より18年間、活動を続けてきました。エイズ孤児が差別され、学校にも行けないという現状を知り「こんな状況はおかしい」という思いで活動を立ち上げ、現在はエイズ孤児だけでなく、さまざまな困難に置かれた子どもたちを支援しています。こうした活動が、このような栄えある形で評価いただけたことを本当に嬉しく思います。

PLASはこれまで685家庭・3,147人の子どもたちを支援し、また現地での啓発リーダーの育成を通じて26,785人へエイズ予防教育を届けてきました。新型コロナウイルス感染症緊急支援では6,186人の人々へ食糧などを届けました。

これらを成果として受け止めつつ、今後も取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会の実現のため、私たちPLASはケニアとウガンダにいる現地の方たち、そして日本国内で応援してくださる方たちとともに、引きつづき活動に邁進してまいります。

支援の届きにくいアフリカのラストワンマイルの子どもたちが将来に希望を持ち、笑顔になれる支援を届けるために今回頂戴した賞金を大切に活用させていただきます。

これからも、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。」

今回いただく賞金300万円は、活動資金として使用させていただきます。

引き続き、PLASはアフリカの子どもたちとママのために活動を続けていきます。

この度、3月27日~9月30日の間マンスリーサポーターとして子どもたちの夢をいっしょに追いかけてくれる仲間を募集しています。

これを機に継続的に活動を応援・ご支援をご検討いただけますと幸いです。